1月 25 2007
ホワイトカラーエグゼンプション(WE)は廃案にするしかない!
昨年、厚生労働省が提案した自律的労働時間制度(ホワイトカラーエグゼンプション)が大きな波紋を呼んでいます。
この制度を一日も早く導入したい日本経団連は、一昨年「ホワイトカラーエグゼンプションに関する提言」を発表しました。色々と理屈を付けていますが、企業が残業代を払わなくても良い制度をつくるための法律であることは明らかです。
また、日本へのホワイトカラーエグゼンプション(WE)の導入は、アメリカの強い要求でもあります(日米投資イニシアティブ報告書(PDF))。
労働運動総合研究所(労働総研)の試算では「年収400万円以上のホワイトカラー労働者1,013万人から横取りされる賃金(残業代)総額は11.6兆円」となっています。大企業は今でもやりたい放題やっているのに、まだまだ足りないというわけですね。まったくどこまで労働者を痛めつければ気がすむのでしょうか!
昨年末には、経済同友会がホワイトカラーエグゼンプション(WE)導入は時期尚早だと表明しています。
世論の強い反発を受けて、安倍首相は1月16日に「現段階で国民の理解が得られていない」と、今国会への法案提出見送りを表明しました。しかし、厚労省は「方針は全く変わっていない」(1月19日)として法案提出の準備をすすめています。日本経団連の御手洗会長も1月22日に「提出しないとは考えていない」と、今国会への法案提出を強く求めています。
ホワイトカラーエグゼンプション(WE)導入阻止のために対策本部を設けている日本共産党が、「しんぶん赤旗」で取り上げた記事です(年収400万円超えたら残業代なし!?、労働法制の改悪要求、残業代ゼロ 提案、今国会に厚労省固執 法案要綱作成、名前を変えて法制化せよ「土日出社したい人たくさんいる」)。
ホワイトカラーエグゼンプション(WE)には圧倒的多数の人が反対しています。この世論を一層広げて、財界・政府の企みを断念させるために力を合わせましょう。
【参考資料】
労働政策審議会に対する「労働契約法案要綱」及び「労働基準法の…
厚生労働省は、労働政策審議会の答申を踏まえ、「労働契約法案要綱」及び「労働基準法の一部を改正する法律案要綱」を取りまとめ、25日、同審議会に諮問しました。 (more…)